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Prologue その1

Updated 2006.10.11



風車の部材は現場近くの湊港で水切りされ山上へ運ばれました。
輸送に使用された車両は、日本通運所有のMercedes Benz Actros + Goldhofer Trailer の組合せ。


このトレーラーは伸長自在で、ブレードの輸送に使われました。
2台ありました。


タワーの輸送に使われたシュナーベルタイプのもの。
中央部分にタワーを抱き込みます。
このトレーラーも2台ありました。


ナセル及びタワーのトップの部分の輸送に使われたトレーラー。
このトレーラーのみ1台でした。

計5台のトレーラーで風車の部材が輸送されました。
それぞれには多数の先導車及び後方警戒車が付いて行きます。


もちろん輸送は深夜に行われます。
22時〜23時頃に1台ずつ30分ほどの間隔をあけて湊港を出発します。
台数は山上の作業に合わせて、1台だったり5台だったり・・・。


湊港で出発待機中のトレーラー群。


出発30分〜1時間前からアイドリング待機、点検しています。
ギャラリーも多数。。。(笑)




22時ちょうど、、、

いざ行かん!


出発です!



大勢のギャラリーの見守る中、ゆっくりゆっくりと走っていきます。

各輸送路は、トレーラー進入直前には警備員さんたちによって通行規制され、安全が確保されています。



見所となるのは、やはり交差点です。
最初の交差点、湊交差点では、、、


タワーを積んだトレーラーはトレーラーの操舵用油圧発生装置のエンジンを始動する為に、
交差点入り口でいったん停止します。



もちろん大きく大回りします。



車道と歩道の境界に存在するガードレールは、取り外し式に改造されており、トレーラーが通る前に撤去されます。



トレーラーの操舵の為に作業員がついて歩きます。
ドライバーと連携をとるためにヘッドセットを付けて絶えず会話しています。
付いて行って会話を聞いてると結構おもしろいです。(笑)
トレーラーのコントロールをする無線式のリモコンは非常にコンパクトなものでした。



トレーラーに対し積荷は大きく内側にせり出してきます。
警備員さんが身を乗り出すように見物しているギャラリーに注意を促してます。



曲がっていく間、時間にして3〜5分くらいでしょうか、私には非常に長く感じられました。



ブレードのアプローチ。



交差点入り口ではお尻が長いのが理由か、思ったほど奥へは突っ込みません。



どう見ても長いです。
ちなみにブレード長42m。



3階の人もビックリ!(笑)



トレーラーに内蔵された電動の油圧発生装置にて後輪を大きくステアさせてます。



ふぅ〜っ。
見ている方がハラハラします。
日によってはギャラリーから歓声と共に拍手があがることがありました。(笑)


画像をよく見られた方はお気付きでしょう。
このトレーラーのみ曲がる方向が違います。
ブレードを積んだトレーラーだけはその積荷のオーバーハングが大きいので曲がりきれません。
その為、この交差点をいったん直進でパスして、別場所でUターン。
違う方向からアプローチしています。


別場所とは・・・?



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