1日深夜より始まった、
この一大スペクタクル、
”果たして125mブームは立ち上がるのかっ!”
スーパープロジェクトも遂に最終段階を迎えようとしています。。
お付き合いいただいている皆様、
誠にありがとうございます。
あと何時間かのうちには結果がぁ・・・。
黒と出るか白と出るか???
で、前回
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・・・・・・・急遽ブライドル側を巻き取り、弛みをとって
とりあえず・・・。
この形に・・・。
ここへ来ての初めての大トラブル。
一時はどうなることかと思いました。
ここからはブライドル側を緩めつつ
マストを起伏するという
2重動作が必要です。
さ、気を取り直して・・。
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えっ!!!
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いったい、P−KUNの身になにがぁっ???
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P−KUNが悲鳴を上げ、
疲れきった作業員を襲った2回目の大トラブル、
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それはっ???
な、な、なっ、なんとっ!!!
さっきから力入って唾飛びまくりです。
すんまへん。
なにがおきたかと言えばっ!
第3ドラムのワイヤーがすべて出て行ってしまったのです。
するすると逃げていくワイヤーをやっとの思いで捕まえ
とりあえずクリップで固定。
ふぅぅうう〜〜〜っ。
そういえば、今までブームの起伏は
デリックマスト、メインブームをまとめてAフレームで起伏しておりました。
今回のようにワイヤーを大量に使うことは経験ありません。
感じからしてあと1〜2mあったらどうにかなったと思います。
もう少しペンダントロープを長めにとっておいたら・・・。
今から思ってももう遅いです。
数ミリの微調整ならともかく2本のペンダントロープを
数cmも長さ調整するとなると
またマストが倒れる危険があります。
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どうしよう???
時間にして数分、いや数十秒だったかもしれない、
いろんな考えが頭をよぎりました。
正攻法で行けば、
マストを元に戻し、ブライドルを取り外して
長いワイヤーに巻きかえる・・・
しかし、P−KUN家の食事の部屋をぶんどっているので
作業を今晩中に終える必要があります。
分解している時間は無い!
もちろんこのままの状態で明日まで置いておく、という選択肢は選べません。
ならばメインだけ外して、とりあえずあの駐機スポットに戻すか???
しかし、部屋の使用許可も含めて翌日作業できる可能性は低いです。(汗汗
(このあたり、日ごろの根回しが十分必要だと感じました。)
さて、
ならば、この状態からメインを起伏するか???
ノンノン!
無理です!
長大なブームに対しバランスを取るものが何も無い。
ただでさえ旋回軸が安定しないGOTTWALDです。
いくらメタルクローラーが踏ん張るとはいえ
軸がしっかりしていての話です、限界があります。
途方にくれるP−KUNでありました。
そこへMAMMOET君がボソッとつぶやいたのでした。
ワイヤー繋いだらええやん!
へえぇ〜〜〜っ?
繋ぐぅ〜???
う〜〜む、全然気が付きませんでした。
そんな選択肢が残っていたとは・・・。
ワイヤーは1本もの、と思い込んでいたので完全に忘却の彼方。
しかし、結び目は大丈夫なのか?
今回使っているのは
しなやかさ最優先の滑りやすい糸です。
ブームの加重に結び目が耐えられるのか???
とりあえず、やってみましょう。
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で、いろいろやった結果、
団子結び・・・(核爆
ぎゅっと引っ張ってみたものの
何とか大丈夫そうです。
そうとなれば延長分をドラムに巻きつけます。
これぐらいあれば大丈夫かな?
巻き取ったときにドラムがワイヤーで
てんこ盛りになる可能性がありましたが、
この際巻き取れればOKです。
かなりの余裕を見て巻いていきます。
あとはマストを倒し・・・・。
心配した結び目も、うまく各シーブを抜け・・・。
何とか体勢を取り戻しました。
ふぅぅううう〜〜〜。
ウェイトを設置。
ペンダントロープをきっちり垂らしてみれば
先の計算どおり、23.4mどんぴしゃり!
大きなトラブルに見舞われてちょっと凹んでいましたが
思わず、にんまりっ♪
そ、そして、ついに!
ちょっと変なもん、写ってますが・・・(汗
(巨大な、某メーカー飲料水タンク、2000トン級2基)
すべての準備作業が完了しましたっ!!!
いよいよ次回、
125mメインブーム、起伏作業に入りますっ!
続く |
ご注意!
画像には特に気をつかっておりません。
その結果、変なものが映り込んだり、
色が悪かったりしますが、気にしないでくださいませ。