”イモネジ”とは・・・。 正式名称を”六角穴付き止めネジ”といいます。 ピ〜〜ンとくる人も多いとは思いますが、日常ではあまり見かけませんね。 モーターなどの回転軸に物を固定(回り止めとして)する事に使われることが多いです。 |
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P−KUNの工房には、これが大量にストックされています。 M2×3、M2×5、M3×3、M3×6、各1000本以上・・・。 なぜkibriに??? しかもこんなに大量に??? |
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この小さな物体が意外と便利グッズなのです。 では、どこに使うのか?、順にご説明いたしましょう。 kibriを触ったことのある方には、画像だけで十分かな? |
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まずはGOTTWALD。 Maxi-mastを装着した場合、メインブームを輸送状態にするために脱着させる必要があります。 実機のピン代わりにこのイモネジを使います。 |
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次は旋回体が分割できるタイプ。 Aブームが切り離し出来ないと、輸送状態が再現できません。 |
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LIEBHERRのメインブームもプラスチックのピンが頼りなくて作り替えました。 | ||
同時にLDGのラチスブームも・・・。 | ||
ここまでブームの脱着関係です。 このイモネジの締め付けにはL字型のレンチがよく使われますが、 操作性が悪いのでP−KUNは下のようなレンチを使ってます。 では、次いきましょう。 |
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LTM1400のメインブーム。 ブームの伸縮固定に使います。 元穴がピッタリ! これで自由な場所でブームが固定できます。 (ただし締めすぎると塗装面に傷が付きます。) |
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同じくAC665。 多段になればなるほど嬉しいです。 |
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AMK1000も・・・。 AMK1000の場合、キットのピンでは自由度がなさすぎます。 そうしてください、と言わんばかりのところに穴があったりします。 |
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はい、ここまでブーム伸縮固定編でした。 ディテールもそこそこによろしいんじゃないでしょうか? ↑勝手に自己満足してます。 さ、どんどん行きます。 |
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GOTTWALDのアウトリガ。 吊り荷を重くすると、アウトリガが抜けてきて踏ん張りが効かなくなります。 そこで、これも固定してしまいましょう。 |
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その結果、、、 吊り荷が重くてもアウトリガがきっちり役目を果たしてくれます。 |
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そして最後にとっておきの・・・。 | ||
通常kibriクレーンモデルのワイヤドラムはこの糸巻きで巻き取ります。 が、これがまた頼りないです。 使ってるうちにだんだん”ぐすぐす”になってきて・・・。 もとから”ぐすぐす”のもあるし・・・。 小さいから無理すると手にマメができるし・・・。 |
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そこで、kibri糸巻きが入る穴にイモネジを埋め込みます。 これで安心。 摩耗も心配しなくていいし、手にマメも出来ません。 ドラムの軸のぶれはボールポイント式のレンチを使うことで解消。 長〜〜〜〜いワイヤーも実に快適です。 |
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てな具合でやってると大量ストックのイモネジももすぐになくなってしまいます。 如何でしたでしょうか? ホームセンターや一般のネジ屋さんでは2mm以下のネジを扱っているところが少ないので 入手には苦労するかもしれませんが、あると便利です。 ぜひ一度お試しくださいませ。 どうしてもネジが入手できない方は、 メールをいただけると何とかなるかも、、、、、しれません・・・。 |