DEMAG のオールテレーン。
今回、悲しいことに型式が分かりません。
Sarens 所有の車番 334 のこの機体、
型式がお分かりになられる方がいらっしゃいましたら
そぉ〜〜〜っと、教えてくださいませ。
旋回体はAC665、キャリアはAC535 の合いの子の様ですが・・・。

キットはkibri B-10754 からです。
今回は贅沢に背景付きです。
一度、BAUMANNカラーに塗っていたものを
またバキバキと分解、細部をリニューアルしました。

画像は分解中の AC665。




実機の駆動軸は4軸です。ホィールまでは再現できませんでした。
旋回体の油圧モーターは、行方不明中です。・・・・・色を塗った記憶はあるんだがなぁ〜。




AC665をそのままSarensカラーに塗ってもおもしろくないなぁと思い、いろいろ探しているうちにこのクレーンの実機画像を発見。
当初、旋回体のキャビンも新型にする予定でしたが実機通りキャリアのキャビンのみ新型としました。
もうひとひねりはコレ。
古いDEMAG に特有の構造物。
実機のことを知らない私には何の部品か分かりません。(・・・汗。)
怪しいステップとガードのようなもの、再現してみました。




お仕事、お仕事。




なにやら話し込んでます。
背景があると、会話が聞こえてきそうな気がするのは私だけ?!


フルブームで。
LTM1160/2 と違って全段伸縮自在。
嬉しいですねぇ〜。
テレクレーンはやっぱりこれでないと・・・。




狭いところにむりやりトレーラー突っ込んで・・・。
現場は過酷です。
ウェイト片付けて帰り支度です。




最後にもうワンショット、太陽光で撮ってみました。
だいぶ西日が傾いてます。
・・・さぁ、帰るべ!
おうちでかぁ〜ちゃんが待ってるよ〜〜〜ん。






今回初挑戦のジオラマ背景。
ずっぽりはまってしまいました。
こりゃ、キブストへの道をまっさかさまに墜落です。
おもしろいです。
ただ、家中パウダーだらけ。
パウダー振りの作業しながらエアブラシ使ったらえらい目に遭いました。
また機会があったら別シーンを作ってみたいものです。
”P-KUNのジオラマ工房”発進です。







追記

長い間謎だったこのクレーンの型式、判明いたしました。
なんのことはないDEMAG AC665 でした。
Sarensの車番は334ではなく、3347でした。
珍しい4桁の車番、なぜ?




元々のオリジナルは車番347のDEMAG AC 665 。
キャリアキャビンはkibriのキット通り古い角張ったキャビンでした。

その機体が車両火災に遭った様です。
そのためにダメージを受けたキャビンを載せ換えしたそうです。
そして4桁車番 3347へ、、、

世界に1台だけの不思議なクレーンの誕生となった様です。





クレーン1台にも様々な過去があるのですね。
いろいろな現場をくぐり抜けて年輪を重ねるクレーン。
あまり見かけない形に魅力を感じて何気なく作ったモデルではありますが、
こんな過去があったとは・・・。
また違った意味でお気に入りの1台となりそうです。
実機はまだ現役だそうです。
長生きして欲しいものです。




この情報は、Sarensのお膝元に住む
Wim Kimpe さんにわざわざ調べていただきました。
はるばる海を越えた遠い国のこんなちっぽけなkibriモデラーのために
ベルギー本国の方が時間を割いて動いてくださる。
kibriで繋がる世界の輪に改めて感動を覚えました。
本当にありがとうございます。





I thank Wim Kimpe from the bottom of my heart.
with many many thanks!